タグ:中坊白書


私はお母さんの敵?

三歳の時に弟が生まれたので、A子はもの心ついた頃から”お姉ちゃん”である。そのせいか幼稚園時代から手のかからない子で、身支度をはじめ何でも自分でさっさとやってい…


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お父さんはあきらめない!

ある日の夕飯時、父親がふと娘の手元を見ると、娘の爪がピンクに光っていた。A子の父親は昔かたぎの職人で、行儀やしつけには厳しい方だ。 「A子、お前マニキュアして…


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作文から見えるもの 

入試対策専門で家庭教師をしているL先生は、今度は作文の指導を頼まれた。相手は中学三年女子のA子。彼女は勉強よりも芸事が好きだから、バレエや声楽に専念できる学校…


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だらだら~ 

A子住む地域は私学天国。高偏差値の学校や偏差値は低くとも伝統のある学校等々バラエティーに富み、皆がいろんな条件で選んでいる。 A子の家では、これまでこの子は男…


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キレるお母さん

3DKに両親、自分、弟の四人家族。 これまで何の不足も感じたことはなかったが、中学生になった途端に嫌になった。 互いの子ども部屋はふすまで仕切られており、小学校…


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異文化コミュニケーション

A男の通う中学はマンモス校で、三つの小学校区からなっていた。 広い校区には川沿いの低地から丘陵地までがあり、各々が文字通りの下町と山の手を形成していた。 市内で…


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