”どまつり”が平針にやって来る!平針駅前商店街振興組合 箕浦憲二理事長に聞く。


箕浦憲二理事長

今年も「にっぽんど真ん中祭り」、通称「どまつり」が、八月二十四日の前夜祭を皮切りに、二十六日までの三日間、日本のど真ん中名古屋市で開かれる。そう名古屋市で開かれるのだが、天白区が会場であった訳ではない。「どうせ栄でしょ。あそこは名古屋市の中心だし。そりゃ見に行きたいけど、込み合うばかりで…」なんて思っていた人もいるだろう。ところがー。九回目の今年、平針に「どまつり」がやって来る!
どまつりのメーン会場は久屋広場だけれど、パレード会場などは増え続け、昨年は二十四会場で行われ、今年”念願”がかない、平針が二十五番目の会場に選ばれた。
「天白区にどまつりの会場を」と発案したのは、斉藤前天白区長。そして、平針駅前商店街振興組合の箕浦憲二理事長を実行委員に「バリ・バリ平針パレード会場」が誕生した。
「会場は、地下鉄鶴舞線地上道路で、平針二丁目から東へ四百メートル。開催日は、二十五日の午後一時から五時までで、参加チーム数は二十〜三十.細かいことは、まだ何も決まっていません」と箕浦さん。
どまつりは、すべてがボランティアで、参加チームは自費参加。踊りのルールも「鳴子を持って踊ること。楽曲に、地元の民謡を入れること」の二つしかない。極めて、自由な祭り。それだけに、逆に難しい面もある。「参加チームは全国、いや海外からもやって来ます。『天白は初めて』という人が多いと思うし、せっかく祭りに来てくれた人たちにいい印象を持ってもらいたい。天白で踊った記念みたいなものがあるといいな」と話す箕浦さん。
「そして、これが地域の活性化になれば。踊り好きな人たちが来て、存分に踊る彼らから、パワーをもらい、それを生かすことができたら」と”理事長の顔”をのぞかせつつ「来年は原、次は植田と、天白のイベントになるといいね」と”マクロな視線”を。そのためにも”初回の今年”皆で協力し、成功させたいですね。

2007.6.12発行 紙ひこうき Vol.312