みんなの声 特集 PART.ⅩⅦ 


 新年あけましておめでとうございます。
 取材であちこち回っていると、地域によって子育ての環境がガラリと違うことが分かる。
 子育てのサポートシステムが機能していることにおいて、天白はおそらく名古屋でも筆頭の部類だろう。制度として確立していない地域は、面白いことに町内会的人間関係がまだ機能していて、良くも悪くも近所の人が口や手をだしている。
 両者ともポイントは親。人付き合いが苦手な親であれば、どんな素敵なシステムがあろうと、そのドアがノックできない。また近所の世話焼きおばさんも、見るに見かねて声を掛けるということができない。これからは孤独な子育てに苦しむ母親をどうサポートするかが課題だ。
 ということで今年初の”みんなの声”です。

「ジュニアスポーツ。このような仕組みのスポーツ・習い事の特集は楽しみ」
●平針/男子小学生
―部活が少なくなったので、今後ますます増えるでしょうね。

「剣道部の記事。実際に剣道を頑張っている子たちの声をたくさん聞きたかった」
●黒石/主婦(三十歳)
―先生のあまりのカッコ良さにポーッとして子どもの声を聞き損ねました。すみません。

「とても清々しい感じがしてとても良い!」
―目的に向かう直向な姿は感動モノです。一度見学あれ。

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「幼年図鑑。いつも感動・納得の内容なので見逃せない」
●野跡/主婦(三十一歳)

「運動会の本当の主役。人の温かさを感じた。さりげない優しさを自然にできたらいいな」
● 横町/中学生(十三歳)

「早寝早起き。とても良いお話し。昔は当たり前でしたが・・・」
●西入町/主婦(五十六歳)
―哲地蔵の説法は人間の本質(哲学)を童話のような語り口で投げかけてくれますよね。

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「自然に触れながら子ども達が生活している姿が素晴らしい」
●大根町/事務員(四十歳)
―学童指導員のお陰で、うちの子もファーブルのような観察眼を育んでもらいました。

「学年に関係なく関われる事っていいなぁー。学童以外にあまりないと思います」
●焼山/学生(十九歳)
「一人っ子の娘にとって学童保育での生活は貴重な体験。親同士もあれ以来良い仲間」
●福池/男性(六十四歳)
―少子化の今、学童保育での擬似兄弟は大切。親同士も自然に親戚みたいになりますネ。

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「中坊白書にウルウルきているのをお客さんに見られた。」
●表台/パート(四十五歳)

「何の勉強をしているの?を読み、自分の日常にも通じる何かを感じた」
●元植田/主婦(五十四歳)
―他にも『目からウロコ』等の声多数。勉強が苦手な子は学ぶ対象が漠然としていうからかも。ちょっと指差してあげるといいんですよね。

「基礎学力が人間性を支えるは親自身にとっても耳の痛い言葉。自省してしまった」
●島田/団体教員(四十四歳)
―人は幼児期に物の名前・人と付き合うのに必要な言葉・気持ちを通わせ合う言葉の順に覚え、小学校ではその言語力を土台に基礎学力を身につけ、中坊はその結果だと痛感します。

「あれからA子さんはどうなったのでしょうか」
●植田山/主婦(五十五歳)
―どのA子ちゃんもA男君も頑張っています!

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「子殺し以外でも色々な面でサル化しているのでは。サル化指数があれば日本はかなり上位?」
●御幸山/主婦(六十五歳)

「大人と子どもが同居している高校生。高校生のキッズは?」
●表山/パート(四十二歳)
―以前から高齢者向けやオジサン・オバサン新聞を、とのお声多数。高校生もやってみたいですねェ。

「キッズ倶楽部は子育て中の多くの母親の心の拠り所になっていると思います」
●鴻の巣/主婦(五十一歳)
―ありがとうございます。本年もご愛読のほど、宜しくお願いします。

KID'S 倶楽部 H19 Vol.152