ESSを皆が知れば、互いに気を付け合う意識が広がりますよね


山根学区地域福祉推進協議会
会長 山口 義人さん(73歳)
山根学区地域福祉推進協議会  会長 山口 義人さん

各学区にある地域福祉推進協議会(以下推進協)の会長は学区委員長が兼任しているのがほとんどだが、それでは一人の負担が重過ぎるので、より活発な活動を目指して山根学区では学区委員長ではない山口さんが会長を務めている。

「ESSは素敵だね」と開口一番に山口会長。
「僕たちも人助けという意味ではなく、互いに関わりあう事が大切だから、地域の横のつながりを強めようと皆で取組んでいるんですが、家の中に引き篭もっている人をどうやって引っ張り出すかが課題なの。ところがESSはそんな人達の見守りには最適」。

「だから、新聞販売店さんだけに任せっぱなしではいけないと思ってるの。我々がESSにどのように応援できるか、いいアイデアはないかなあ」。
丁度年度替りで来年度の運動計画を立てる時期なので、山口会長は皆さんに計ってESSを事業に取り入れようと前向きに考えているとの事。    

「ESSを皆が知る事が大切。そういうことを皆が知って意識すれば、近所の人達が朝刊や夕刊だけじゃなくって、常日頃から隣の高齢者とか一人暮らしの人を気にかけるようになるでしょ? そうすると自然に声を掛け合うようになってくるんですよ。だからESSは実は防災や防犯にもつながるんですよ。各住民に浸透させるには、推進協の上部の社会福祉協議会に働きかけて、そこが音頭を取って区が一斉に運動に取り込むようになればいいわなぁ」。

新聞販売店も周知徹底に頑張ります!

2009.3.25発行 み・まも〜る4月号 Vol.23