とんび


中央教育審議会は、小学生に47都道府県および世界の主な国の名称と位置を覚えさせることにした。また併せて弥生時代からしかやってなかった日本史を縄文時代から学ばせる方針にしたらしい。恐るべし「ゆとり教育」。まさに「え! やってなかったの?」という感じだ。

人は歴史から多くを学ぶ。歴史的事件は、それがどの位置で起こった出来事かを把握することによって「意味」を理解することが出来る。世界情勢はその地理的環境を捉えることなしには見えてこない。これでは〝今時の若いモン〟が教養のないのは当たり前。さ、やり直し!

2007.10.16発行 KID'S倶楽部 Vol.161