編集後記


震災から1年。先日、とあるラジオで「福島県民の生の声」を聞いて驚いた。

絆、絆と騒いでいるが、絆が裂かれる思いをする事が多いという。

福島を去る人と、それを冷ややかな目で送り出す人。保証金が貰える人と貰えない人。

驚いたのが「ヒマなのに保証金が入るから、毎日パチンコ屋が満員になってるよ」という話。

誰が何のために何を改めなければいけないのか、冷静にもう一度考えなおさなくちゃ…と思ってしまう。

2012.03 発行 紙ひこうき Vol.369