登園拒否を乗り越えよう


大型連休を前に、ウキウキされていると思います。四月は新学期であわただしく、馴れないことの緊張、特に今年は寒暖の差が激しくて体調維持が大変でした。
そんな四月にお別れして、待ちに待った大型連休です。陽光を浴びて家族そろって休日を楽しんで下さい。

さて、連休明けのお話をしましょう。
子どもが休む日は週のどの日が多いでしょうか。馴れてきた水曜日、木曜日・・・ではありません。月曜日なのです。

月曜日の事務室は朝から電話、メールが飛び交います。(愛想もない対応ですみません。長くお聞きしたいのですが、連絡が多いのです)中には「土曜日から不調で病院も行けなかった」とのご連絡もありますが、多くの親に合わせた土・日曜日を過ごして子どもが疲れてしまったのです。

日ごろ子どもと接する時間が少なくて「さぁ、一緒に過ごそう」はわかりますが、せっかく子どもが作った一日の過ごし方が変ってしまうのです。
GW明けはもっと深刻です。朝からあくびのオンパレード。体調は徐々に回復しますが、一度変った生活パターンはなかなか戻れません。「朝起きてこない」、「登園を嫌がる」などです。親の生活を理解できる年齢になっても、この現象はおきます。

さぁ、どうしましょうか。生活を戻すことはもちろんですが、もし登園拒否までなってしまったら、早めの登園をお勧めします。いつもより二十分くらい前に行きます。子どもも親も余裕ができます。

意外に効くのですよ。

KID'S 倶楽部 Vol.189 幼年図鑑