編集後記


無償で、あるいは自腹を切ってまでも人の世話や街の活性化、自然保護などに動き回るボランティアの人々が増えてきた。「動けばお金」のビジネス一辺倒の人からはどのように映るのか聞いてみたいものだ。

善行者への嫌な悪口のひとつに「売名行為」がある。
しかし「可哀想ねぇ、お気の毒ねぇ」と言うだけで何もしない人よりも、よほど立派だと思う。「やらない善より、やる偽善」。誰かが助かるのは素敵な事だ。

「良い人のフリ」だって、回数を重ねれば血肉になる。実践者バンザイだ。

2009.03発行 紙ひこうき Vol.333