I LOVE NY 《環境問題への取組み》



▲新しいヤンキーススタジアム


▲エコバックキャンペーン

環境問題への取り組み状況、そのレベルの高さに本当に驚かされる。以前の紙ひこうきでもお伝えしたが、アメリカではまだまだ環境問題への取り組みの課題は沢山ある。しかしここ1年を振り返ってみるとアメリカ、そしてここニューヨークでも環境問題への認識度は日々向上してきているのではないかと思う。
その1つがエコへの取り組み。今アメリカではエコブームとブームというまでに取り上げられている。写真を見てもらうと分かるように、最近ではほとんどのスーパーマーケットでECOバックが99セント(約130円弱)で購入でき、プラスティックバックを無駄にしなくてもいいシステムがとられている。また、このECOバックや持参のダンボール箱に食料を入れて持ち帰る人も多く見かけるようになり、基本的な環境問題への取り組みの第一歩へと進化をしている。
日本では私が日本に住んでいる頃から取り組まれていたことであるが、ここ1年でアメリカでもECOを考えるということがブーム化され、食料品や化粧品、その他多くの業界でECOをモチーフにした新製品もぞくぞくと登場している。相変わらずゴミに対する考え方はひどいけれど、これもまた少しずつ認識度が高まっていくと願う。
 1923年から今年までの85年間、ヤンキースファンに愛されてきた歴史あるヤンキース球場が閉鎖され、2009年へむけ、現在の球場に隣接するかたちで新しい球場が建設されている。大のヤンキースファンの私。今年は最後の球場での試合観戦を理由に多くの週末にヤンキース球場に足を運んでいる。
今や多くの日本人野球選手がメジャーリーグに移籍している為、ヤンキースの対戦相手にも日本人プレイヤーが所属するチームが多いので、時には日本からツアーで団体観戦に来ている人達を見かける。私も日本に住んでいたら必ず参加したいツアーかもしれない。とはいいつも常にドラゴンズ状況をインターネットでチェックしている私。もう一枚の写真に写るのは来年完成する新ヤンキース球場建設中の様子。

2008.6.10発行 紙ひこうき Vol.324