お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。


できるだけオーソドックスにお正月を過ごしたい我が家では、紅白歌合戦が終わり時計が十二時を指したと同時にお父さんに若水を汲んでもらい(といっても水道ですが)、朝のお雑煮に備える。
元旦の朝に家族でお屠蘇を飲み御節を食べると、ゴングが鳴って年始客が来始める。お客様の数は親戚四家族十五人と友人が十一人で総計二十六人。これに家族が加わるわけだから、廊下にずらりと並べた料理は二日間で底をついた。
年始のお客様は『福』を持ち込んでくれるという古老の言葉を信じているので、
嬉しい限りのお正月だった。
さて今年。世界情勢もわが国の政治や景気も大変な時代に入ると言われているが、いつも前向きに若々しく過ごしたいと思っている。本年もよろしくお願い申し上げます。

2008.1.14発行 紙ひこうき Vol.319