福朗


「親のことが心配じゃない子どもなんて、本当は一人もいないんだよ」としみじみ教えてくれたのは、福祉施設で働く友人。入所時やその後の家族面談で、つくずくそう感じたそうだ。「だから離れている人ほど、親のことが気になって仕方がないんだよ」と彼女。
そんな人々の一助になればと、このほど「離れて暮らすお父さん、お母さんが心配じゃないですか?ESSが見守ります」というチラシを天白全域に配布したところ、手応えがあった。
「こんな思いをするのは私一人で十分。どうか子供のためにもESSを普及してください」。親が孤独死したご家族の言葉が私たちの耳に焼き付いている。
がんばらなくちゃ。

2007.11.25発行 み・まも〜る12月号 Vol.7