みんなの声


残暑お見舞い申し上げます。
日照の少ないヨーロッパでは一年分の太陽をまとめて浴びようとばかりに、長いバカンスをとる。ところが昨今の猛暑。昨年の夏にドイツとスイスに行って分かったのだが、かの地にはエアコンが普及してないのだ。ベンツなどの高級車にもクーラーがない。これじゃあ死ぬはずだと納得したしだいだ。

で、日本。温暖化とヒートアイランド現象が年々進んで、ほとんど亜熱帯状態。大人も「盆休み」だけでは参っちゃう。快適な気候の頃の土曜休みを返上して、夏休みを長くしてくれないかなぁ…なんて思いつつ「みんなの声」をご紹介します。
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「体を動かさない小学生が増えているので、クラブチームの活動は好ましい。ボランティアで携わっている方々にエール」
元植田/主婦(37歳)

「今の子どもは孤独。が、スポーツを通して仲間を作り、楽しさ苦しさを味わって元気にしている姿を嬉しく思った」
福池/主婦(66歳)

———クラブチーム紹介は4月で一旦終わりましたが、取材のたびに子どもの汗と笑顔に感激し、監督たちには頭が下がりました。いつかまたシリーズ再開を思っています。まだのチームはぜひご連絡ください。

「子ども会の記事、とても懐かしく面白かった。久しぶりに地元の盆踊りでも参加してみようと思います」
表山/学生(21歳)

「人数も少なくなり、子ども会も少し淋しいようだ。連合会長さんのご努力は嬉しい限り」
平針/主婦(?歳)

———毎朝のラジオ体操、遠足にソフトボール大会。子どもが山ほどいた時代の子ども会はにぎやかでしたね!

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「幼年図鑑、子供たちのことをすごくよく見ていて、気持ちを汲み取っていらっしゃることがひしひしと伝わってくる」
黒沢台/家事手伝(25歳)

「哲地蔵さんの言葉にはすごい説得力がある。我が子が小さかった時にこの幼年図鑑を読んでいたら、もっと子どもの気持ちが分かってやれたのに」
高島/主婦(46歳)

「最近の家庭のパワー不足をうまく指摘。最近は検定ばやり、ファミリーパワーの検定等を試みて啓蒙が図れないだろうか」

———まったく。みんな〝茶の間の力〟をもっと知らなくっちゃ。親の検定はないものか?

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「仲間のつながり、何でも手を加えて作り、頂くことの大切さをそーっと教えている学童の穏やかな雰囲気がよい」
野並/主婦(82歳)

「共働き家庭が多い中、一人で留守番をしているより、また兄弟の少ない現在、学童保育は本当に素晴らしいと思う」
中平/主婦(76歳)

「私の子どもも学童っ子。斉藤さんの記事が毎回楽しみ」
高坂町/パート(48歳)

———斉藤さんことサトイモは学童たちの〝アニキ〟かな。親父でも先生でもない仲間寄りの立場で一目おかれている。根気体力に培われた優しさが魅力!

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「お父様の言葉はまさにその通り。やってはならないことは駄目で、良いことは多くの愛で誉めてあげることです。お父さん頑張って」
植田南/?(?歳)

———時流に流される娘と子どもに迎合する母親に「お父さんはあきらめない!」と敢然と立ち向かう父親。同感! のお便りをたくさんいただきました。

「一人の生徒にスポットをあて、第三者の立場から描いている所が面白い。中学生たちを温かく見守っている感が好き」
島田/主婦(33歳)

「まともじゃない親子の話が多い世の中で、久しぶりに心が温まるお話でした」
高宮町/会社員(40歳)

———“まとも”であるだけで美しいと感じる世の中になってしまいましたねぇ。

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「とんびがとても良かった。受け取り方の違いで人生も変えてしまうんだと思った」
御幸山/?(34歳)

———悲観よりは楽観。行き詰ったら斜めに視点移動。泣きながら笑えばいいし!

2007.8.20発行 KID'S倶楽部 Vol.159