安心・安全な商店街に!


普通救命講習-原南商店街

人工呼吸やマッサージ

原南商店街は、六月二十日、二十六日の二班に分かれて、天白消防署で普通救命講習を受けた。
この受講は五月二十一日に開催された愛商連総会での出来事が発端。突然倒れて心肺停止状態になった人を救命訓練を受けた会員が人工呼吸やマッサージ、ホテル設置のAED(自動対外除細動器)で救命措置をし、一命をとりとめたのだ。その翌日に開催された名商連では、各商店街にAEDを設置することを直ちに機関決定した。
これを受けた原商店街の夏目理事長は即、行動。消防署に受講を申し込むとともに希望者を募集したところ、一回では受講し切れないほどの応募があったため、このほどの二回講習になった。これは名古屋市内全九十九商店街の中で先陣を切ったもの。
「AEDも名商連等の補助を得て商店街内に設置の運びとなりました。倒れてから一分二分が勝負です。安全・安心な商店街でお買い物を楽しんで下さい」と夏目理事長。なんとも頼もしい限りだ。

2007.7.9発行 紙ひこうき Vol.313