ささ小児歯科 佐々公人さん


ささ小児歯科 佐々公人さん

「八〇二〇運動」ご存じの方、多いですよね。80歳になっても自分の歯を20本以上残しましょう。という運動。

今回ご紹介の佐々公人さんは歯医者さん。原一丁目のささ小児歯科の先生だ。現在は天白区歯科医師協会の会長として忙しい日々を送っている。

「八〇二〇運動は平成元年に愛知からはじまりました。毎年開催されている天白区文化協会主催文化祭(今年は11月17日(日)天白文化小劇場にて)で表彰式を行っています。

今年八〇二〇の天白区該当者は99名、内表彰式参加者は43名です。こういう場で表彰式をすることで、ひとりでも多くの方に歯の健康について考えてもらえればと思っています」。

ささ小児科歯科を開業したのは昭和56年。

「その頃は虫歯の治療が多かったですね。最近は歯の健康に対する意識が高くなっているようで、ひどい虫歯の子どもは少ないです。子どものうちからお口のケアをしてあげることが八〇二〇につながっていくと思います」。

大人の歯は28本。そのうち20本を残すのは大変だと思う。しかし八〇二〇を達成できなくても義歯などで口の中を良好に保てば同じ程度の効果が得られるとのこと。しっかり噛んで食事をすること、歯みがきなどでお口の中の手入れをすることが大切だ。

最後に佐々先生から「八〇二〇の表彰者は歯科医からの推薦です。虫歯のある方もない方も、歯みがきなど日頃の手入れとあわせて、虫歯や歯周病予防のため歯科医院での定期的なチェックをおすすめします。」

お口の健康は心とからだの健康につながります。

八〇二〇を達成して健康長寿をめざしましょう!

2013.10 発行 紙ひこうき Vol.389