『ほっと平針』 須賀洋介さん


『ほっと平針』 須賀洋介さん

平針一丁目に堂々と完成した『ほっと平針』。建設中から「何ができるのかしら?」と思っていた方も多いはず。

「地域の皆さんに気軽に立ち寄っていただいて、ほっとしてもらえる場所にできればと考えています」と須賀洋介さん。

お父さんが『ほっと平針一丁目を支える会』代表の須賀肇さんだ。東京でIT関連の仕事をしていた洋介さんが、支える会に本格的に参加したのは三年前。

「夢を形に」、そんな場所を作りたいという思いで活動してきた。

「子どもから大人まで支え合い助け合って生きていく、そんな父の願いを実現するためにたくさんの方のご協力、ご支援をいただきこの施設が完成しました。たくさんの人が集い、交流を深め、絆を作っていただければと思っています」と洋介さん。

今後はNPO法人の立ち上げを目指して活動を続け、仲間を増やしていきたいそうだ。

『ほっと平針』のオープンは8月1日、子育て中のお母さんや子どもの支援、障害を持つ人の生活の場や働く場の提供、そして地域の人たちへほっとできる場所の提供を目指している。

多目的ホールでは、すでにコンサートやヨガの教室が開かれている。喫茶コーナーではゆっくりコーヒー、紅茶を楽しむことができるし、パンやクッキーを販売する福祉の店もある。

支える会の事務局、宇田順一さんは「支える会は個人2名と4つの団体で立ち上げました。今後も活動に参加、協力してくださる方を募集しています」とのこと。

興味のある方は『ほっと平針』で検索を。連絡先は052-848-7657 写真右は、支える会の宇田順一さん。

2013.07 発行 紙ひこうき Vol.386