人脈できるよ! 平針北子ども会 若山あゆ美会長


子ども会存亡の危機 ― なんてことを、近頃よく耳にする。
そりゃ子どもの数が減ってるんだもん、仕方ないよね、と言う人もいるかも知れないが、理由はどうやら違うところにもあるようだ。

役員が回ってくるって敬遠されちゃうんですよ・・・。

こんな風潮の中、今年度の平針北子ども会の会長に就任したのが平針の若山あゆ美さん。

「平針北小の児童数は300人ほど。でも、子ども会に入っているのは45人なんですよ。昔は多かったんですが」。

昔は、おそらくほとんどの子どもたちが子ども会に入っていた。活動は楽しいし、子どもたちに拒否する理由が見当たらない。

どうやら「役員が・・・」という前述の“うわさ話”が信憑性を増す。いわく「親の都合」。

「役員になるとやらなければいけないこともありますが、今は負担にならないように改善されています。私にとっては、役員をやることで、いろんな学年のお母さんたちと話すことができ、人脈も増えました。」と若山さん。

だから呼び掛ける。「入ってもらえば楽しさが分かります。お父さんの参加もありますし、イベントなどお父さんの方がはまることも」と笑う。

活動は毎月1回。ゲームラリーや流しソーメン、スケートなど企画中だ。

「地域の方の協力もあり、ありがたいです」と目を細める若山さん。「途中入会」もOKだ

2011.05 発行 紙ひこうき Vol.359