黒川 建(たけし)さん


黒川 建(くろかわ たけし)さん

平針北コミュニティセンターは平成4年5月に開館。名古屋市は各学区ごとにコミュニティセンターを設置しており、いわゆる地域の公民館的役割を担う重要な施設だ。

 

この平針北コミュニティセンターの管理人を務めるのが、黒川建さん。開館時から常駐の管理人さんだ。

 

「常駐の管理人がいるコミセンは少ないようです。町内回覧で募集していて、近くでいいなぁと思いまして、応募したら採用されました。というか、応募者が一人しかいませんでしたから」
平針北学区は来年学区創立30周年を迎える。その間、コミセンの利用状況も変わってきたようだ。

 

「初めの頃は、子どもを対象とした教室も生徒さんが結構いましたが、今は少なくなりました。また、いわゆる私的幼児サークルもいくつかあったんですが、そうしたサークルもなくなりました。それに代わるようなものとして、学区の地域福祉推進協議会が子育て支援活動の場として、使用しております。

 

反対に高齢者向けの健康教室、高齢者サロンでの利用が増えています。一度足を運んでいただければと思います。当初から変わらないものとして、この辺はマンションが多いものですから、マンションの総会や理事会での利用が多いですね」

 

黒川さんはコミセンの管理だけでなく、学区行事のポスターやお知らせ、会議の資料作りなどもあり、さらに平成25年度からは町内会長も務め、かなり忙しい日々を送っていらっしゃる。

 

「これからもコミセンの管理人として、ミスのないよう努めていきたいと思っております。それからこの平針北学区は地下鉄の駅が二つあり、人の出入りが激しいせいか町内会加入率が非常に低いです。もう少し自分の住んでいる地域に関心を持ってもらえればと思っています。近所の方と顔見知りになれば、いざという時の助け合いもスムーズにいくのではないかと思います」

 

コミセンの管理人として、町内会長として、これからも地域のために活躍してくださいね。