庄内公園工事進む


庄内公園工事進む

平成二十二年三月に開園される庄内公園(庄内地区公民館ゆめひろば庄内北側)の工事も進み、全体的な様式がみえてきた。
約六千坪あり、近隣では大きな公園で、庄内地区の住民も完成に大きな期待をよせている。

公園は松本市の緑を残して憩の場をつくる「緑の基本計画」に沿っており、複合的な施設「ゆめひろば庄内」からの動線をメインとしている。

園内は、入口のエントランスがシンボルで、路幅十メートルの幹線園導入部としている。また、園路は高齢者に配慮され、回遊路を組み合わせたウォーキングやランニングができる。

季節の広場は植栽幅を1.5メートルと低く抑えて、季節の花木をたのしむことができる開放的な空間となっている。
遊具広場にはターザンロープ・リングトンネル・丸太ステップ・吊橋登り・ロープネット・スプリング遊具などが設置される。

多目的広場ゾーンは全体を芝生広場とし、景観の向上と砂塵防止を図っている。少年野球やサッカーができる広さが確保され、シニア向スポーツとしてもグランドゴルフ・ペタンクなどができ、健康増進も図る。

駐車場は三十台分を確保。
公園の広場中心部に設置されるトイレを併設した管理棟には、公園の維持管理・防犯を考慮して管理人が常駐する。

多くの人が、多目的に利用できる場所として、完成が待たれる。

2009.11.16発行 スパイス 第42号