転倒に注意


廊下や階段で、少しふらついたり、何かにつまづいてころんでしまった。よくある事ですが、骨も弱くなっていると骨折に繋がる事も珍しくありません。骨折してしまうと、治療には長い時間がかかってしまい、そのまま寝たきりになってしまう事も。家の中でつまづきやすいものの例として、次の物があります。

・電気のコード
・積み上げた雑誌類
・敷居などの段差
・座布団や絨毯の端っこ

さらに照明不足が加わって、「部屋が暗くてつまづいた」という方が非常に多くなっています。照明不足には次のような原因があげられます。

・もともと電灯を取り付けていない場所だった。又は、暗い電球を取り付けていた。
・電球が交換できずにいた。
・「一人だし、もったいない」と思って電気をつけなかった。
・(電気をつけるために)動くのが面倒くさかった。

他にも、思ったより足が上がらなかったり、めまいを起こしたり、ふらついてしまったりして転倒してしまう場合もあります。毎日の運動や食生活の改善で、筋力を強化したり骨を強くする事ができるので、積極的に取り組むようにしましょう。
転倒事故を防ぐため、改善できる事は改善していき、困った事があれば誰かに相談してみる事も大切です。

2009.10.25発行 み・まも~る11月号 Vol.30 油断大敵!介護予防