白玉星草と八丁トンボを守る島田湿地の会


9月17日、18日の両日、恒例の島田湿地の観察会が開催されました。日曜日は雷注意報が発令されたために原則中止となり、連絡が取れずに来られた方で簡単な観察会を行いました。

半世紀ほど前までは天白区もいたるところに湿地が点在し、シラタマホシグサやハッチョウトンボなどがあたり前のように観察できました。しかし、開発の波が押し寄せ宅地化が進み、気が付いてみると湿地のほとんどが消えていました。

この島田湿地も開発の手がかかりましたが、この地に住む渡辺氏らが奮闘した結果、名古屋市が公園化し保護することが決まったそうです。

白玉星草と八丁トンボを守る会とみどりの協会では6月に八丁トンボ、8月にはサギソウ、そしてこの9月には白玉星草を主体とした観察会を開催しています。再生区域は4月から10月までの土日祝であれば観察することができますが、保全区域は原則この観察会でしか入ることができない貴重なスポットです。

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地上の天の川と呼ばれる保全区域のシラタマホシグサ群生

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浅井島田湿地の会代表の浅井氏の挨拶と島田湿地の説明を受ける

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保全区域を観察する参加者ら

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風でシラタマホシグサが倒れているところもありますが

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参加者らを水面に鏡のように映す景観はここでしか見られない

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サワギキヨウBAF_0655

トウカイコモウセンゴケ

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オンブバッタ(上にいるのが雄)のみの夫婦

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ノシメトンボ♂