I LOVE NY


新型インフルエンザ予防接種が可能になったが、果たして効果や摂取による副作用はどうなのかと疑問視している。

先日アメリカ人の知人と新型インフルエンザの話をしていたときのこと。この知人は、あえて今、新型インフルエンザにかかっておきたいと言う。今後もっと猛威をふるうインフルエンザ菌が発生した際も、今の新型インフルエンザの免疫があれば大事にはならないだろう…と。今世界で新型インフルエンザの予防対策が注目されている中、自ら新型インフルエンザにかかっておきたいという人に初めて出会ったのでびっくり。

今アメリカで健康保険を維持するのはとても大変。
私も病気、新型インフルエンザににかからないように健康管理にとても気をつけている。オバマ大統領の新健康保険制度は議会で可決されるのかと多くの人が期待をよせている。一方で、ここアメリカでこの制度が実行されたら大変なことになる、と言う人もいる。

万が一、健康保険を維持しない人が病気にかかった場合どうすべきか。アメリカには、今現在健康保険を維持できない人(高額な健康保険の契約ができない人)は、指定された公立病院に事前登録しておくと低価格で医療サービスを受けられる「ヘルスホスピタルコーポレーション」という制度がある。そして、登録する個人情報は守秘義務で守られているので、違法滞在の人もこの制度に登録することが可能なようだ。

パニックをさけるためなのか、アメリカのメディアでは新型インフルエンザのニュースは大きくとりあげていない。しかし、新型インフルエンザは猛威をふるっていて、感染を広げている。

健康管理にもっと気をつけなければと改めて認識する今日この頃。

しかしながら賑わうヤンキースタジアム。 インフルエンザ対策は万全?
しかしながら賑わうヤンキースタジアム。 インフルエンザ対策は万全?

2009.10発行 紙ひこうき Vol.340