横地健治さん


横地 健治さん

 

 原学区では、今年度4年ぶりに区政協力委員会の改選が行なわれた。その結果、中平五丁目の横地健二さんが第五代目の区政協力委員長(学区長)となった。昭和25年生まれの66歳である。         

 

 横地さんは小学校の校長を退職された一年後から、原学区の防災部長に就任。炊き出し訓練や夜間の避難所設営訓練、避難者登録票の作成など、実際の避難者生活を想定した自主防災訓練に取り組み、区役所・消防署・近隣学区からの高い評価を得た。現在は、平針南小トワイライトスクールに専門員として勤務、その立ち上げにも力を尽くした。

 

 「地域の〝絆″を深め、〝地域力″を高めていくために、原学区の運営組織や規約を見直しています。『心が通い合い、安心して暮らせる安全な街〝原の町″』を目指して町づくりに取り組んでいます。

 

 学区長として走りはじめた横地さん、学区について語り出すと止まれない。それは原の町を愛する優しさでもある。

 

 さて、横地さんってどんな方でしょう。実際にお目にかかるととても優しい笑顔でジェントルマンという雰囲気。横地さんを知る人も「とても温厚な方よ」「健ちゃんは真面目だからどんなことでも一生懸命やってくれるよ。任せておけば大丈夫」と心強いコメント。

 

 今、横地さんは「原学区盆踊り大会」を見直し「はら納涼夏まつり」へ変えていこうと計画中だ。

 

 「実行委員会を立ち上げて進めているところです。親子・家族・地域の人々が主役となって楽しめるよう、学区の各種団体が模擬店を出したり、和太鼓演奏や抽選会、子供たちが〝かぼっち″と踊ったりと、これまでとは違った学区の行事にしようと考えています」

 

 さらに、学区のことを皆さんに知ってもらいたいという思いから「原学区だより」を創刊した。「皆さんと一緒に、知恵と時間と体力を出し合い、新しい町づくりに取り組んでいきたいと考えています」

 

 針名神社の氏子総代を辞任し原学区長に就任した横地さんへの期待は大きい。