谷口 茂弘さん


 

谷口茂弘さん

 名古屋市農業センターは昭和40年開園。昨年は50周年の年となり様々な記念事業が行なわれた。その農業センター所長が、谷口茂弘さん。「地域の皆さんと農業センターを盛り上げようということで、子ども会さん・学生さん・ご近所の皆さんと一緒に活動を進めてきました」

 

 そのひとつが愛称の募集。1244通の応募があり〝delaふぁーむ″と制定された。その他にも正門のリニューアル・壁画・顔出し看板の制作・花だん作りなどが地域の皆さんと協力して行われた。

 

 さらに、市民が農にふれ、農に親しむ環境づくりにも力を入れている。「食は生きていく上での基本なので地域全体で学んでいきたいです。食育全般、畜産物・野菜に関する講座・イベントの開催もしています。その他にも農業センターをより良くするためのご提案を学生さんからいただいたりと魅力アップをはかっています」

 

 農業センターといえば、しだれ梅まつりがあまりにも有名だが、それ以外の時期もベビーカーを押す家族連れや、季節をさがして散策する人、カメラを手に訪れる人と地域にしっかり定着した公園になっているが、50周年を迎えさらにパワーアップしているようだ。

 

 「これからも、おいしく・楽しく・学べる農業センターとして皆様に親しんでいただきたいと思っています。ぜひ、遊びに来て下さい」

 

名古屋市農業センター delaふぁーむ

農業センターに愛称がつきました。

 

delicious 美味しいものがたくさんある。

enjoy     楽しみながら自然と親しめる。

learn     学ぶことができる。

agriculture 農業。

名古屋の方言とかけて、「delaふぁーむ」です。