渡りの季節


10月14日に渡り鳥のオシドリが荒池に飛来しましたが毎年このくらいの時期に冬を越すために日本に渡ってきます。今年は16日現在10数羽しか確認できませんが、減ってきていることは確かです。

冬鳥はシベリアの方では凍てついて餌の確保が難しくなるために暖かい日本に来るのです。逆にツバメなど虫を餌としている夏鳥は、日本の冬は寒くて餌となる虫がいなくなるために南方の国へ渡っていくのです。

 鳥だけでなく、アサギマダラチョウのように長距離渡りをする蝶がいます。毎年紹介していますが、今の時期荒池や相生山緑地で多くのアサギマダラを見ることができます。フジバカマなどで吸蜜し、栄養補給をしながら南下し沖縄や台湾まで渡りをします。生き物の世界も不思議がいっぱいですね。

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作り物のような美しい雄

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荒池の奥の方なので肉眼で何とか確認できるくらいです。

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マーキングされたアサギマダラ マーキングで渡りルートを調査

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フジバカマで吸蜜するアサギマダラ

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