村瀬 真さん


村瀬 真さん

 

村瀬真さんは、平針生まれの平針育ち。去年、平針小学校おやじの会ばりばりとうちゃんずの代表に就任した。

 

「藤澤さん(前代表)は地元の先輩で〝次、やって″と言われて二つ返事でОKしました」

 

村瀬さんはとうちゃんず創立時からのメンバーだが、そのきっかけも藤澤さんに誘われたから。いいですね、地元の友達って。

 

2009年発足のばりばりとうちゃんず、今では〝ばりとう″と呼ばれて子ども達からも親しまれている。現在メンバーは40人程で、イベントや小学校からのお知らせなどでメンバーを募集しているが、子どもから「お父さんもばりとうに入ってよ!」とせがまれてメンバー入りする人もいるそうだ。

 

とうちゃんずの活動はもっちつき大会、卒業おめでとう会、防災デイキャンプ、夜間パトロールの他にも、小学校のプール清掃、運動会のお手伝い、教材園の整備、学区の行事のお手伝いなどがあり、しっかりと地域の一員となっている。

 

「〝できる人ができる事をやる″そういうスタイルでやってます。自分は結構忙しいので、副代表2人が頑張ってくれていて、本当に助かってます」

 

と、お話を伺っている間にも何度となく電話に対応する村瀬さん、本当にお忙しいんですね。

 

でも、これからのとうちゃんずの活動についてもちゃんと考えていらっしゃる。

 

「今までやってきたことを、これからもずっとやり続ける。それが大事だと思うんです。ひらひらかあちゃんずの協力もあってイベントの運営もスムーズになってますし」

 

一回目の卒業おめでとう会に参加した子ども達が成人を迎えるのはもうすぐだ。20歳の自分にあてた手紙を彼らはどう受け取るのだろうか。お手紙を渡すおやじ達と受け取る新成人の様子を想像するだけで笑顔になってしまう。

 

だって、それはおやじ達がまいた種が花開く瞬間だから。

 

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