左義長 ~どんどこ~ (針名神社)


【2009.02発行 紙ひこうき Vol.332】左義長 ~どんどこ~ (針名神社)

1月14日、針名神社で左義長=どんどこが行なわれた。これはお正月に使った注連縄や松飾りなどを集めて焼く行事で、毎年この日に行なわれる。

連日小雪の舞うような寒い日が続いていたが、この日は晴天。参拝客は持参の注連縄を受付で分別し、ビニールや橙などは外して持って帰る作業をする。

しかし慣れた人はすでにお家で分別済み。「最近は皆さん分別に協力して頂けるので助かっています」と受付の女性。

「毎年同じ日の朝9時から3時、4時頃までやっており、11時頃が一番人が多いです。最近はお餅を焼いて皆さんに召し上がってもらっています。書初めの書を燃やすと、煙が高く上がった分だけ書道が上達すると言われています。有毒ガスを出さないように分別にも協力して頂いてます」と、連(むらじ)宮司。

注連縄を納めに来る人は途切れることなく続き、火のまわりはお餅を食べる人、暖をとる人と和やかな感じだ。
赤く燃える火を見ながら、今年一年頑張ろうと思った。

2009.02発行 紙ひこうき Vol.332