荒池
2014-07-12 21:09:03
荒池緑地の東部に位置する荒池、名古屋市内で3番目の大きさで約9ヘクタールを有します。
四季折々の景観と、野鳥や昆虫などの宝庫となっています。しかし、昨年より水害を予防するために6月から10月にかけて水量を極端に少なくしています。水害を予防するためにはやむを得ないのかもしれませんが、生態系に与える影響は甚大です。それまで多くみられたイトトンボの仲間やタニシ・サカマキガイなどの小動物がほとんど見られなくなってしまいました。シオカラトンボなどのトンボ科などは移動性が強いので多少の変化があっても問題ないのですが、ベニイトトンボ・ムスジイトトンボなどのイトトンボ科には直撃を受けてしまいます。あれだけ多く棲息していたのに今年は一部の種を除いて全く観察することができなくなっています。
今朝の荒池(7月12日)
雑木林からの風景
カワセミもダイビングしていました。
草の生えている部分も本来なら水に覆われている
台風8号が去った11日の早朝