山本智子さん


ヒューマン 山本さん

 

ビーズのアクセサリー、最近はよく見かけますよね。思わず見とれてしまう美しいビーズにうっとりしてしまうことも。平針にお住まいの山本智子さんが初めてビーズに出会ったのは20年前。お友達に誘われて近所のビーズ教室に行ったのがきっかけだ。「はじめは乗り気ではなかったんです。見学だけと思って行ってみたら、すっかりはまってしまって。お友達とのおしゃべりも楽しかったし」ご近所の教室は何年かしてなくなってしまったが、先生が伏見で教えているとのことで、それからは毎月一回伏見へ通っている。

 

最初に習ったのはビーズ織り。はた織りのようだが少し違う。横糸に通したビーズを縦糸にはめ込んでいく。縦糸を織り機に張ったり、横糸にビーズを通したり、大きなサイズになると気の遠くなるような作業だ。「模様がだんだん出来上がっていくのが楽しくて」山本さんのお宅に伺うと、テーブルの上の大きな織り機に赤富士の姿が現れていた。まわりには何十種類ものビーズが置かれていて「これぐらいまでくるとどこにどのビーズがあるか覚えちゃうんですよ」さすがです。色の違いを認識するのも難しそうなのに。その他にもたくさんの作品に出合うことができ、まるで小さなギャラリーのようだ。

 

アクセサリーを作るようになったのは途中から。ペンダントやブローチ、ストラップなど多種多様。携帯ケースなどの袋物もある。山本さんは、洋裁や手芸などをされるおしゃれな女性。「最近は自分の服を作るくらいでビーズばっかりやってます。お友達を誘って一緒にビーズ作りしたりして楽しいですよ。手を動かすことはいいことだから、これからも長く続けていきたいです」たくさん作ってまた見せて下さいね。楽しみにしてますよ。

 

 

ヒューマン 山本さん