青木 宏之さん


青木宏之さん

 

原ターミナルビル4階にある天白文化小劇場。この春、館長となったのが青木宏之さん。「地域の文化振興のお手伝いができればと思っています。魅力ある事業を行ってたくさんの方に劇場に来ていただきたいです」

 

大学時代には、演劇活動も頑張っていたという青木さん、以前には天白文化小劇場で舞台担当者としてお仕事をしていたそうで、本部での事務職を経て今回の館長就任となった。

 

「年間21事業に取り組んでいます。いろんな世代の方においでいただき文化を通して世代間交流ができればいいですね。最近は外へ出る活動にも力を入れています。先日はデイサービスの施設でコンサートを開き、皆さんに喜んでいただきました。児童館とコラボ事業を開催したり、区民まつりにも参加しています。農業センターとの共同企画も現在検討中で、劇場のことを多くの皆さんに知っていただけるよう努力しています」

 

日々、地域の文化振興のため働いていらっしゃる青木さんは江南にお住まい。毎日電車で原まで通っている。家に帰れば6年生と3年生のお子さんのお父さん。父の日にはご家族からプレゼントが贈られたそうで、お家でもいいお父さんなんですね。「見た通りの穏やかな方ですよ」と同じ職場の星野さんからもコメントをいただいた。

 

成人式や文化祭・サマーフェスティバルなど地域のイベントを開催したり、ピアノや踊りなどの発表会が行なわれたりと、草の根の文化活動を支えている天白文化小劇場。地域になくてはならない存在となっているのは確かだ。最後に青木さんから一言「ここに来れば何かある、と思ってもらえるスペースにしたいです。映画・お芝居・コンサートなどあらゆる世代の方に楽しんでいただきたいと思っていますので、ぜひ一度劇場に来てください」