み・まも~る応援団 比良学区(名古屋市西区)民生・児童委員協議会会長 加藤 勝啓(かつひろ)さん(68)


比良学区(名古屋市西区)民生・児童委員協議会 会長 加藤 勝啓(かつひろ)さん(68)

雨の中、ニコニコ笑顔で迎えてくれた加藤勝啓さんは民生・児童委員会の会長さん。

「比良学区には、65歳以上の一人暮らしの方が71名、88歳以上の方は60名程おみえになります。8人の民生児童委員と、15人の自治会・町内会長で災害発生時に備えるとともに、日頃の見守り活動を行っています。民生委員は見守り活動として月1回の訪問(友愛訪問)と、年9回の女性民生委員手づくりの昼食会(良寿会)を開いています」と話して下さいました。

み・まも~る制度についてお聞きすると、「毎日見てもらえるわけですから、いいですね。私達は月1回ですから。会えなければ何度か訪問しますし、町内会長さんからも『洗濯物が(雨なのに)干したまま』『真夜中に電気が点いたまま』など知らせてもらう事もありますが、毎日というわけにはいきません。以前にも新聞がたまっていると知らせていただき、確認に走った事があります。その時は入院されていることがわかり、安心したのですが…」。

加藤さんは、今後の活動についても意欲的だ。「学区の行事などに参加していただけないと、ふれあうチャンスがありません。高齢者や一人暮らしの方だけでなく、子育て中のお母さんとも顔をみてお話ができるようにしたいと思っています。

み・まも~るに登録していらっしゃる方が少ないと聞きましたので、昼食会などの集まりで進めていければと思います。当学区は古き良き田舎の雰囲気が色濃くあり、からくり人形山車祭り、蛇池(じゃいけ)神社春と夏の大祭、盆踊り大会、学区大運動会など出会いの行事が多い地区と思っています。

多くの皆さんに行事に参加していただき、ふれ合う事ができるよう活動し、より良い比良学区を目指したいと思っています」。

2010.04.25 発行 み・まも~る5月号 Vol.36