みずのかずこさん


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ふろしき。昔は結婚式の引き出物や、何かの記念品で配られたりしてどこの家庭にも必ずあった物。

 

子ども達も首にまいてマントにしたり、お人形さんのドレスやおフトンにして遊んだり。本来の使い方は四角い布で包む、丸い物や細長い物をきれいに包んで持ち運ぶ、それがふろしき。

 

そのふろしきの使い方を伝えているのが、ふろしき研究会みずのかずこさん。事務局は京都にあり、約300人の会員がそれぞれの地域で活動していらっしゃるそうだ。

 

 「お家で眠っているふろしきの活用法をお伝えしています」そうおっしゃるみずのさん、本業は子育て支援で、おだやかな優しい笑顔で絵本を読む姿、想像しただけでホンワカとした気持ちになれる。

 

ふろしきの普及活動としては小学校3~4年生への出前授業、図書館でのイベントなど様々。「天白区区民まつりではふろしきのブースを出しています。

 

子どもさんから高齢の方まで、たくさんの方にお伝えしています」本業の子育て支援につなげる活動や、東日本大震災以降は防災に役立つふろしきの使い方などの普及活動も増えているそうだ。

 

実用的な使い方だけでなく、高齢者の集まりに呼ばれたときには、ふろしきを使ってのリース作りを行い皆さんに喜んでいただいたというから、ふろしきの使い方の奥は深い。

最後にみずのさんから「お家にあるふろしきを使いましょう。結び方がわからなければお伝えします」