秋葉山 火渡り神事


針名神社 火渡り神事

いちだんと冷え込んだ12月16日(水)。秋葉山慈眼寺では、毎年恒例の火渡り神事が行われた。一年の汚れを火で清め、無病息災と家内安全を願う伝統行事だ。

祭場に火が放たれると住職や白装束の人たちがお経を唱えながら火の回りを歩き出す。火はどんどん大きくなっていき、見学者の気持ちも高揚していくようだ

燃えさかる火が少し落ち着いてきて、ついにその時がやってきた。まずは住職が悠々と火を渡り、その後を白装束の人たちが。そして一般の人が参加。皆真剣な表情で渡っていく。

子どもから大人まで多くの人が参加した秋葉山火渡り神事。これで来年も無病息災・家内安全まちがいなしだ。

2010.01発行 紙ひこうき Vol.343