自助・互助・公助


「お一人様」関係の本が流行っている。若いにしろ高齢者にしろ、それだけ「一人暮らし」の人が多いのだろう。この是非はともかく、私たちはこの現実を受け入れて暮らしていかねばならない。

「お一人様」を貫く覚悟としては、とりあえず「人様に頼らない」が必要(と本に書いてある)。それが「自助」。でも自分の力ではどうしても無理、という事態も起こってくる。その筆頭が「寄る年波」だ。体力・気力の低下は自分の努力だけでは如何ともしがたいものがある。だってそれが年をとるということだもの。「病気」も同じく。

ここで「お互い様」という「互助」がはじまる。互いが杖になったり目になったりする仲間がいると助かるのだが、仲間ではなくても地域の人々が互助の意識さえ持っていれば助かる。
ある人は近所の高齢者が分別ゴミを出鱈目に出すところを見て、彼女のにわかな認知症の発病を発見した。身寄りのない彼女のために民生委員が動き、社会福祉協議会が動いて、彼女はしかるべき処遇を受けられるようになったと言う。

ESSも陰ながら、でもしっかりと皆様を見守っております。

2009.2.25発行 み・まも〜る3月号 Vol.22